マーチンゲール法のロジックは、理論上プレイヤーに確実な勝利を約束するものですので、オンラインカジノで禁止されているのではないか?と気になる方も多いことでしょう。
確かにオンラインカジノで遊ぶプレイヤー全てがマーチンゲール法を実践した場合、オンラインカジノとしては大損害になりかねません。
そこで今回の記事では、オンラインカジノでマーチンゲール法を実践するのは禁止なの?と題し、マーチンゲール法の落とし穴について解説していきます。
またマーチンゲール法で失敗しないための心得についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
理論上100%勝てるマーチンゲール法
マーチンゲール法は理論上100%勝てる攻略法として知られ、どれだけ損失が発生しても一時的なもので、勝てば全ての損失が回収されます。
さらに損失回収と共に利益も出るため、まさに理想的な攻略法と言えるでしょう。
やり方はとってもシンプルで、確率約50%で配当2倍のゲームを使い、負けたらベット金額を倍にしていくだけです。
例えば初回1ドルベットで、負けたら2ドル、4ドル、8ドル、16ドル、32ドルと倍々にしていき、連敗がストップした時点で利益が確定し、ここでマーチンゲール法をリセットします。
まさにオンラインカジノ側にとっては驚異の攻略法になると言っても過言ではありません。
マーチンゲール法は基本的に禁止されていません
オンラインカジノ側の不利益になりそうなマーチンゲール法ですが、禁止しているオンラインカジノは基本的にはありません。
一部の禁止しているオンラインカジノもありますが、ほとんどのオンラインカジノではマーチンゲール法を使ったところで何かしらペナルティを受けることはありませんのでご安心ください。
ただしボーナスを使う場合には注意が必要です。
ボーナスとは新規登録時や初回入金時などでもらえる特典のことで、リアルマネーのようにゲームへのベットが可能です。
このボーナスを使ったマーチンゲール法を禁止しているオンラインカジノは意外と多く、ボーナス利用規約にも「低利益率の賭け方の禁止」と明記されています。
万が一ボーナスを使ったマーチンゲール法が運営側に知られてしまうと、ボーナス全額没収、勝利金の没収、最悪はアカウント停止処分を課せられる可能性がありますのでご注意ください。
マーチンゲール法が禁止されていない理由
これほど強力な効果のあるマーチンゲール法ですが、どうしてオンラインカジノでは禁止されていないのでしょうか?
それはマーチンゲール法で莫大な利益を出させないための制限が存在するからです。
そもそもマーチンゲール法は、勝っても初回ベット金額分のみですから、オンラインカジノ側からしてみれば、大した損失になりません。
オンラインカジノ側が警戒しているのは、莫大な資金を持つハイローラーによるマーチンゲール法です。
いきなり10,000ドルとかベットされてしまい、勝つまでマーチンゲール法をやられてしまったら、オンラインカジノ側の損失はとんでもないことになります。
そのためにテーブルリミットと呼ばれる「最大(最小)ベット金額」が決められており、強制的にマーチンゲール法を続けることのできない状況を整えているのです。
マーチンゲール法で失敗しないための心得
マーチンゲール法で失敗しないためには、とにかく十分な資金を用意しておくことです。
資金ショートで次ゲームへベットできなくなってしまったら元も子もありません。
あくまでも目安ですが、10連敗しても資金ショートを起こさない程度の資金を用意しておきましょう。
またずっとマーチンゲール法を続けていても、いずれは大連敗し、大きく負けてしまう可能性があります。
ですので、いくら勝ったら止めるという利確の金額を決めておくことも大切です。
例えば「10回連続でマーチンゲール法が成功したらスパッと止める」のように、勝ち逃げする回数を具体的に決めておきましょう。
逆に「マーチンゲール法中に7連敗したら損切りする」「資金の半分が無くなった時点で損切りする」などのように、損失を確定させるタイミングも重要です。
まとめ
今回は、オンラインカジノでマーチンゲール法を実践するのは禁止なの?と題し、マーチンゲール法が禁止されていない理由やマーチンゲール法で失敗しないための心得などを詳しくご紹介しました。
マーチンゲール法は、どれだけ損失が発生しても一度でも勝てば全ての損失が回収可能な攻略法です。
しかしオンラインカジノでマーチンゲール法は禁止されていません。
その理由は、マーチンゲール法で莫大な利益を出させないためのテーブルリミットで制限し、きちんとハイローラー対策が施されているからです。
また資金ショートでマーチンゲール法が失敗する方が多いことから、オンラインカジノからしてみればマーチンゲール法に驚異を感じていないのです。
だからこそ、いくら勝ったら止めるという利確の金額、そして損失を確定させるタイミングをきちんと決めておくことがマーチンゲール法では重要なのです。